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2010'09.25 (Sat)

過去最高の泊め男

それから数日後、部室に行くため学校のメインストリートを歩いていると、
例の男が声を掛けてきた。
3人の仲間と一緒だった。
男が「この間はどうも」と言うので、俺も「ああ、どうも」と返した。
すると仲間の1人が「こいつ?全然強そうじゃないなw」と俺の事を言っている。
俺は身長170cmで73Kg級なので強そうには見られない。
彼らは4人なので気が大きくなっているのか、俺の肩を突いたりしてきた。
俺は頭に来たが、部活の監督から「絶対に喧嘩はするな!」とキツク言われていたので
何とか我慢して立ち去った。
すると例の男が「お前の女、緩過ぎて全然よくなかったぞw」と言って来た。
俺は頭に来たが無視する事にした。
11:11  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010'09.24 (Fri)

泊め男サンバ

じ「こんにちは○○さん」
ば「あらまた来た!あんた、いつも来るけど誰なのさ」
じ「さぁ?誰でしょねw」
~途中略~
ば「あんた、よく見るとうちの父ちゃんになんだか似てるねぇ」
じ「そうですか、旦那さんは良い男なんですね」
ば「なーにを言いだすかww」
~のほほんと会話~
じ「ところで旦那さんは?」
ば「・・とうの昔に死んだよ」
じ「そうかそうかwww」
じ「なら○○さん、今は独身なんねw」
ば「そうだよぉへへへ」
じ「・・・ゴホンッ、○○さん」
ば「・・・・?」

じ「ならば、僕とお付き合いしてくれませんか?」


ば「・・・・・・・喜んでw」

そう言いながら嬉しそうに泣きだすばあちゃん。

喜びながらもちょっと複雑に微笑んでいたじいちゃん(旦那さん)が切なくて、
自分も泣いてしまった。
11:45  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010'09.22 (Wed)

日本に泊め男

終戦で命からがら引き上げ船に乗ったはいいけど
(そこまでがまた過酷で小説になるほどなんだけど…)

いろんな悪条件が重なってなかなか内地に着港できなかった。

船内で疫痢や赤痢がはやり食糧も飲み水も尽き果てて
幼子や老人が次々と死んでいき船内に絶望感が漂いだした頃、
ある月の明るい夜に甲板でみんなで「赤とんぼ」をはじめとして
懐かしい日本の歌を全員で合唱したんだって。

本当にみんな涙をぼろぼろ流しながら。
あの麗しい日本に何があっても帰ろうって
その時全員が心を一つにしたんだって。

その信念が叶ったのかそれから10日後
12:01  |  未分類  |  EDIT  |  Top↑
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